グループCEO年頭の辞
※本メッセージは、グループCEO脇一郎がJBAグループ全社員に向けて動画配信したものです
グループCEO年頭の辞
2020年1月6日
株式会社JBAホールディングス
代表取締役 グループCEO
脇 一郎
1.「クライアントサービスの『快適性』を追求」
我々プロフェッショナルがクライアントサービスを提供する際に、顧客満足度を向上させることがサービス品質の大きなバロメータでしたが、さらにそれを進めて考えたときに「顧客満足度とは何か」を考える時代がきています。
最近は様々な情報がネットで検索でき、プロフェッショナルが得意としていた「高い知識と見識」だけでは、場合によってはプロフェッショナルとして評価が難しい時代になってきました。我々の「高い知識と見識」をどのように活用し提供することで、顧客満足度を得られるか、さらにはクライアントが「快適」と思うサービスが提供できるのか、真剣に考えるときが来ています。
我々JBAグループは、プロフェッショナルサービスの提供者として、「高い知識と見識」を持っていることは当たり前、その先にクライアントが「快適」であると感じられるサービスを追求していきたいと思っています。
2.「プロフェッショナルとしての働き方改革~さらにその先へ~」
昨年は、(一部の部門、部署ですが)働き方改革として在宅勤務制度を導入したり、給与制度を改訂したりと、働き方改革を推進してきました。今年は、さらにその先に進むべく、皆さんのパフォーマンスの向上と就業環境が快適になるように、例えばオフィス環境の整備などを進めていきたいと考えています。
3.「SDGsへの本格的な取り組み~企業価値向上へ貢献と挑戦~」
今年は、いよいよSDGs(持続的な開発目標)への本格的な取り組みを始めたいと思っています。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
内容は「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」などの我々が直接貢献できる範囲を超えているものもありますが、「働きがいも経済成長も」「ジェンダー平等を実現しよう」など身近な目標もあります。
すでに我々のクライアントの中には、これらSDGsに対して具体的なアクションを実行し、企業価値の向上に貢献すべく活動を推進している企業もあります。我々もその内容を理解し、さらにその活動を支援することで、クライアントの企業価値向上へ貢献し、さらにその活動が我々JBAグループの企業価値向上への貢献にもなると考えています。
企業活動は、いま売上や利益、顧客満足といった直接的な便益と、社会貢献という間接的な便益のバランスで、評価される時代になってきています。我々も、クライアントの企業価値に貢献できるとすれば、その内容と活動を理解しどのようにしたら貢献できるのか、真剣に考えていきたいと思っています。
最後に、皆さんとご家族のご繁栄とご健康を祈念して、私の年頭の辞とします。
以上